1 趣旨
- 視覚障害教育に携わる教員に必要な点字技能を高める。
- 演習の時間を多く設け、実践力を高める。
2 目的
- きちんとした点字教材を一人で作成できる力を身に付ける。
- 生徒が読んでいる点字教科書を一緒に読めるようになる。
- 正確な点字試験問題を作成できる力を身に付ける。
- 会議などの点字資料を作成できる力を身に付ける。
- 点字データーベースの活用法を知り、教材作成に役立てる。
3 日時
令和6年7月30日(火)~8月1日(木) 9時30分から15時30分まで
4 会場
東京都立文京盲学校 会議室、PC室
5 内容
教材や試験問題、会議資料等の作成に必要な点字技能、自動点訳ソフトの活用、
作図ソフトを活用した触図の作成、データベースの活用、点字教科書編集資料の活用、
点字導入期の指導、『点字学習指導の手引き 改訂版』についてなど
6 実施の方法(オンライン参加の場合)
- 講義はZOOMで行います。
- 事前にテキストや資料をデータで送付しますので、各自プリントアウトして御準備ください。
- 演習はご自分のパソコンで取り組み、データを送っていただきながらやり取りしたいと思います。
- 自由課題で取り組みたい、日頃困っているものやこの機会に点訳したいと思う資料を、事前にデータまたは郵便でお送りください。講習会でレイアウト等アドバイスをしますが、完成したもののデータを後日お送りいただければ、添削してお返しします。
- 最終日にオンラインで懇親会を行う予定です。各校の様子など情報交換もできればと思っています。ぜひ御参加ください。
7 対象
- 盲学校または弱視学級等に勤務している方で、現在点字教材作成に関わっている方、またはその必要性がある方。
- 基本的な点字の読み書きができ、試験問題や教材作成、会議の資料等の正確な点訳を目指す方。
- 講義を受講するだけでなく、演習の時間を確保し、課題を提出できる方。
8 定員
- 来校5人、オンライン10名程度
- 申込者が定員を超えた場合は、1校につき一人でお願いすることもあります。
- 受講の可否を7月12日(金)までに御連絡いたします。
9 申込について
下記連絡先まで、申込用紙に記入の上、7月5日(金)までにメールでお送りください。
10 参考資料(各自御用意ください)
「日本点字表記法 2018年版」「点訳の手引き 第4版」「試験問題の点訳 第2版」
「点字表記辞典 第7版」「点字学習指導の手引き 令和5年度改訂版」など
11 オンラインに必要な環境について
- パソコンでZOOMが利用できる(スマートフォン、携帯電話は不可。また、タブレット端末は画面共有が難しいためお勧めしません)
- メールでデータの送受信ができる
- 点字編集ソフトが使える(点字編集システム、MBDEditor、お点ちゃん、ibukiTenCなど、何でも可)
12 連絡先
〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-6
東京都立文京盲学校 担当:佐藤世津子
TEL 03(3811)5714 FAX 03(3812)3446
メールアドレス Setsuko_1_Satou@member.metro.tokyo.jp
講習会の内容(予定)
- 自動点訳ソフトを使った教材作成
- 試験問題や会議資料の作成
- 解答の方法
- 採点表の作成
- 点字教科書を読む
- 点字教科書編集資料の活用
- 国立国会図書館サーチ、点字データベース(サピエ図書館ほか)の活用
- 点図の作成
- 自由課題
- 点字導入期の指導(筑波大学附属視覚特別支援学校 浅野愼子先生、30日午後の予定)
- 『点字学習指導の手引き(令和5年 改訂版)』について、触図について(元京都ライトハウス情報ステーションセンター所長 加藤俊和氏、31日午前の予定)
- 懇親会
※ 内容については、参加者の所属や教科のバランス、または参加者のニーズにより変更することがあります。