1 趣旨
- 視覚障害教育に携わる教員に必要な点字技能を高める。
- 演習の時間を多く設け、実践力を高める。
2 目的
- きちんとした点字教材を一人で作成できる力を身に付ける。
- 生徒が読んでいる点字教科書を一緒に読めるようになる。
- 正確な点字試験問題を作成できる力を身に付ける。
- 会議などの点字資料を作成できる力を身に付ける。
- 点字の導入期の指導法を身に付ける。
- 触読・触察の特質を理解し、わかりやすい図表を作成できる力を身に付ける。
- 点字データベースの活用法を知り、教材作成に役立てる。
3 日時
令和7年7月23日(水)~7月25日(金) 9時30分から15時30分まで
4 会場
東京都立文京盲学校 会議室、PC室
5 内容
- 教材や試験問題、会議資料等の作成に必要な点字技能、自動点訳ソフトの活用
- 作図ソフトを活用した触図の作成、データベースの活用、点字教科書編集資料活用
- 点字導入期の指導、『点字学習指導の手引 改訂版』について など
6 実施と定員
対面(8人)
- ただし、オンライン(ZOOM使用)も受け付けます(対面と合わせて15人)
- 今年は点字の初期指導の講義と講師と一緒に教材を触って行う演習を予定しているので、対
面をお勧めします。
- 受講の可否を7月4日(金)までにご連絡いたします。
7 対象
- 盲学校または弱視学級等に勤務している方で、現在点字教材作成に関わっている方、またはその必要性がある方。
- 基本的な点字の読み書きができ、試験問題や教材作成、会議の資料等の正確な点訳を目指す方。
- 講義を受講するだけでなく、演習の時間を確保し、課題を提出できる方。
8 申込みについて
申込用紙に記入の上、
6月30日(月)までに下記までメールでお送りください。
葛飾盲学校 佐藤世津子
Setsuko_1_Satou@member.metro.tokyo.jp
今年は文書の発送元と連絡先が違いますので、ご注意ください。
9 参考資料(各自御用意ください)
「日本点字表記法 2018年版」「点訳のてびき 第4版」「試験問題の点訳 第2版」
「点字表記辞典 第7版」「点字学習指導の手引 令和5年度改訂版」など
10 オンラインに必要な環境について
- パソコンでZOOMが利用できる
スマートフォン、携帯電話は不可。また、タブレット端末は画面共有が難しいためお勧めしません)
- メールでデータの送受信ができる
- 点字編集ソフトが使える(点字編集システム、MBDEditor、お点ちゃん、ibukiTenCなど、何でも可)
11 連絡先
東京都立葛飾盲学校 担当:佐藤世津子
TEL 03(3604)6435
メールアドレス Setsuko_1_Satou@member.metro.tokyo.jp
東京都立文京盲学校 担当:櫻井 昌子
TEL 03(3811)5714
メールアドレス Masako_Sakurai@education.metro.tokyo.jp
講習会の内容(予定)
- 自動点訳ソフトを使った教材作成
- 試験問題や会議資料の作成
- 解答の方法
- 採点表の作成
- 点字教科書を読む
- 点字教科書編集資料の活用
- 国立国会図書館サーチ、点字データベース(サピエ図書館ほか)の活用
- 点図の作成
- 自由課題
- 講演、ワークショップなど
「点字初期指導について(講義と演習)」
- 懇親会
※ 内容については、参加者の所属や教科のバランス、または参加者のニーズにより変更することがあります。