視覚障害は全盲だけではありません。
いわゆる「見えにくい人(弱視)」が多くいます。
弱視の経験する”視覚障害あるある″を本校教諭からアンケートで集めました。
目が悪いだけかしら?
- 教科書やノートと顔の距離が極度に近い。
- 段差(特に下り)を怖がる。
- 手すりを持ちたがる。
- 下に落ちたものを見つけにくい、足で探す。
「なんで正面を見ないの?」と思ったことはありませんか?
- 外側の視野で物を見ようとする(顔が正面を向かない、顔の向きが変)。
”おっちょこちょい″な訳ではないんです
- テーブルでよくジュースをこぼす、コップをひっくり返す。
- 前方から来た自転車に気が付きにくい。
- 足下にある物をよく蹴ってしまう。特にゴミ箱!
- 階段を踏み外すことが多い。
- 集団の中から、特定の人を見つけることが困難。
- 似たような色を間違える。
- 些細な段差でも、よくつまずく。
- 透明なドアやショーケースに頭をぶつける。
- 違う人によく声をかけてしまう。
- 物にぶつかりやすい。
~不思議な行動編~
- 雨の日は、水たまりによくはまる。
- 待ち合わせが不得意。
- 不慣れな場所ではよく迷子になる。
- 人の話を聞く際に、過剰に耳を澄まそうとする。
- 人混みを嫌う。
- 横断歩道で必要以上に他人の動きを見ている。
- レジでまごつくことが多い。
- 急に明るい場所(暗い場所)に行くと足がすくむ。
理解力がないと思われてるかも・・・?
- 指示語が伝わりにくい。(「ここを読んでください」「こういう風にしてください」等)
「実は、困ってます」
- 駅の表示が見えない。
- 信号が見えない。
- アニメのキャラクターやタレントのファッションの話についていけない。
- 看板が見えず、駅では目的とするホームや出口がわからない。
- 顔が見えないため、人を覚えるのが遅い。
*御相談がありましたらお気軽にお問合せください。
東京都立文京盲学校
電話 03-3811-5714