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昴 令和8年度第5号 令和8年9月11日

「フロアバレーボール大会」

校長 宮田 守

 

 この夏、私は、8月19日(水)・20日(木)の二日間、第10回全国盲学校フロアバレーボール大会美ら風(ちゅらかじ)沖縄大会を観戦してきました。本校の生徒たちも地区大会で健闘していたので、結果が気になっていた人たちも多かったと思います。記念すべき第10回大会の優勝校は埼玉県立特別支援学校塙保己一学園、準優勝は静岡県立浜松視覚特別支援学校、3位は岩手県立盛岡視覚支援学校という結果でした。

 どのチームも、メンバーの人数や年齢構成等も含めて、自分たちの持てる力を存分に発揮して、工夫して、努力して頑張っていました。ですので、この3位までにはいったチームも、すべてのチームが、人数がたくさんいて、力の強い上級生がリードして、速いサーブや強いレシーブをバンバン打てるチームばかりというわけではありません。もともと、フロアバレーボールは、いろいろな見え方の生徒がいることを前提に作られたスポーツですし、男女別でもありません。それこそ、いろいろな人が力を合わせてするスポーツです。確かに、強いサーブでバシッと決める選手もいましたが、強いサーブが打てない生徒は、友達の出す音のサインをきちんと把握し、コントロールよく、正確なサーブを打ち込みサービスエースをとったりしていました。フロアバレーボールは、単に得点を競う競技ではありません。声を掛け合い、ボールの動きを感じ取り、仲間の位置を信じ、瞬時に判断し、チーム全体で一点を取りにいく競技です。その姿には、視覚障害教育が大切にしてきた「自立」「協働」「挑戦」の精神が、まさに凝縮されていたように感じました。

 試合を見ていて強く心に残ったのは、勝敗を超えた選手の成長の姿です。最後まであきらめずにボールを追う姿、失点しても互いに声を掛け合い次のプレーに向かう姿、試合後に相手チームをたたえる姿、その一つ一つが大変すばらしいものでした。今年は体育祭もあります。みんなが自分の力を存分に発揮し、「スポーツを楽しむ」姿が見られるのを校長先生は楽しみにしています。

お知らせ

 本校では、10月までの間、陸上競技の練習に取り組むことを計画しております。視覚障害者の短距離走では、ゴール方向から流す誘導音を手掛かりにしてコースを走ります。近隣の皆様には警告音のように聞こえるなど、御迷惑をお掛けすることがあるかもしれませんが、何卒御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 

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