「学年のまとめと次への準備」
副校長 西村 みゆき
2月入り、日本列島は最強・最長寒波の影響で、東北・北陸等を中心に記録的な大雪となりました。この度の雪害により被災された皆様ならびにその御親族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
さて、2月は1年の締めくくりに向かう大切な時期です。3年生はいよいよ卒業が近づき、新しい道へと踏み出す準備を進めています。1・2年生も進級を目前に控え、それぞれの学年のまとめをする時期になりました。この1年間、皆さんは学習や部活動、学校行事などを通じて多くの経験を積んできました。それぞれの努力が形になり、成長を感じられる場面もあったのではないでしょうか。一方で、思うようにいかなかったことや課題も見つかったかもしれません。大切なのは、その経験を次にどう生かすかです。特に1・2年生は、今の自分を振り返り、来年度に向けた目標を立てる時期です。学習面では、授業の復習をしっかりと行い、理解が不十分な部分を補いましょう。また、また、生活面では、新年度に向けて規則正しい生活を心掛け、時間の使い方を見直すのもよいでしょう。小さな積み重ねが、大きな成長につながります。
そして、3年生の皆さんは、卒業まであとわずかとなりました。普通科生・専攻科生共に高等部3年間の生活で得た経験や学びは、これからの人生に必ず役立ちます。一人一人進む道は異なりますが、大切なのは自分の選んだ道を信じ、前向きに進んでいくことです。不安なこともあるかもしれませんが、努力を続けることで必ず道は開けます。残りの学校生活を大切にし、最後まで有意義に過ごしてください。
また、2月は、年度の締めくくりに向けて「感謝」を意識する時期でもあります。家族や先生、友人、支えてくれた周りの人たちに、これまでの感謝の気持ちを伝えてみましょう。日頃は照れくさくて言えないことも、卒業や進級を前に言葉にすることで、より良い関係を築くことができるかもしれません。
三寒四温の季節です。体調管理に努めながら、暖かい春を迎えましょう。