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昴 令和6年度第10号 令和7年1月31日

「令和7年のはじまりに」

専攻科主任 主幹教諭 伊藤 光泰

 1月も下旬となってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。穏やかな天候に恵まれた今年のお正月、皆様いかがお過ごしになられましたでしょうか。保護者・御家族の皆様方をはじめ、地域の皆様方、関係機関の皆様方には、一層の御支援と御協力を賜りますよう、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、新しい年を迎えると、誰もが「今年こそこれをしよう」「こんなこともやってみたい」というように、一年の抱負や決意をもつものですが、お正月が終わると、いつの間にかそれらの決意が薄らいでいってしまいがちです。生徒の皆さんは、できるだけそうならないよう努力を続けましょう。また、教職員一同、生徒たちの夢や希望が少しでもかなえられるよう支援に力を尽くしてまいります。
【即除日起講(即ち除日に講を起こす)】
 今から約400年前の江戸時代の儒学者 林羅山先生にまつわる話です。大みそかの日に、ある弟子が羅山先生を訪ねてきて、「自分は将来、世の中の役に立つ立派な人間になりたいのです。そこで、新しい年になったら羅山先生のところで、勉学に励みたいと思っています。どうぞ、新年から学問を教えてください。」とお願いをしました。すると、羅山先生は、「そういうことなら、明日と言わず、今からやりましょう。」と言われて、すぐに学問を教え始めたそうです。
 つまり、大みそかから勉強を始めました。
 「一年の計は元旦にあり」 年が明けてから、新しい気持ちで心機一転と言いますが、「将来の目標を立てたからには、その目標達成のための努力は、すぐにでも始めるべきだ」というのが林羅山先生の持論だったのです。そのことを林羅山先生は「即除日起講」と言っています。除日の除は除夜の鐘の除という字です。除日とは除夜の鐘が鳴る日、つまり大みそかのことです。講とは講義、つまり授業のことです。大みそかの日に学問、勉強を始めるということになります。
 今日からすぐに始めましょう。今が大切です。
 

「モバイルアプリコンテスト 銅賞受賞」

 普通科3年 佐藤心陽さんが情報演習の授業で作成したアプリが
都教育委員会のモバイルアプリコンテストで銅賞を受賞しました。
 視覚に障害のある生徒は、利用できる学習アプリが限られることを課題として、
自ら英単語学習アプリを開発したことが評価されました。
 東京動画に表彰式の紹介が掲載されています。ぜひご覧ください。
https://tokyodouga.metro.tokyo.lg.jp/vaktgdh78mi.html
アプリ「私たちの単語帳」紹介画像
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