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昴 第8号 令和5年11月24日

「 努力の大切さ」
進路指導部主幹 粕谷 哲史
 先日、息子の習い事のピアノ教室に付き添い、3・4か月ぶりに練習の様子を見ました。実は内心気が進みませんでした。というのも、以前は楽譜が読めない、範奏通りに弾けなくて、いつも同じところで間違える状態で、「息子に音楽の才能はないのかな~」と思っていたからでした。ところが、現在は両手で間違えずに弾いたり、和音を聞いて使われている音を答えたりと、以前に比べて、かなり進歩しており、息子の成長ぶりに驚かされました。なんでそんなにできるようになったのか聞いてみると、「だって、いっぱい練習したもん!」と誇らしげに話してくれました。改めて、努力するということは本当に大事だと感じた瞬間でした。
 秋も深まり、3年生は卒業までの日数が70日を切ろうとしています。卒業後の進路に向けて、生徒たちは進路活動に日々努力しています。
 普通科ではインターンシップや進路実習が本格化してきており、それぞれ目標と課題を意識して取り組んでいます。特に3年生は、来年度の進路につながるような重要な実習に臨む生徒もおり、緊張感をもって取り組んでいます。もちろん進学希望の生徒も一生懸命に取り組んでいます。合格が決まったとしても、入学に向けて課題に取り組んだり、手続を済ませたりと気を抜けない日々は続いていきます。一つ一つ丁寧に取り組んでいってほしいと思います。
 専攻科では夏の見学・実習を通して、進路についての意識を高めながら、国家試験合格を目指して日々の学習に精一杯取り組んでいます。10月26日には「専攻科進路セミナー2023」を開催しました。事前に「進路について聞きたいこと」というアンケートを実施し、質問や疑問に進路指導部の教員が解説や説明を行いました。放課後に実施しましたが、7割以上の生徒が参加し、卒業後の進路に向けて必要な知識を学びました。
 高校3年間という短い期間の中で、進路を決定していくこと、それに向けて必要な知識・技能を身に付けていくことは相当の努力が必要になります。成果を実感しづらい中で努力をし続けるのはとても大変なことと思いますが、いつかその努力が花開き、希望の進路に結びついていくことを信じています。3年生は残り4か月。悔いの無いよう、頑張ってください。

<専攻科>
 10月10日(火)から後期がスタートし、2か月が経過しました。
 1年生は、現在、患者実習を行うために必要な解剖学(神経や筋)の学習を進めています。患者さんの体を適切に触れるために必要な知識となるのでしっかりと学んでほしいと思います。
 2学年の臨床実習では、オリエンテーションを経て、10月中は患者実習に向けての医療面接やあん摩施術を適切に行えるように準備を進め、11月1日(水)には理療科2年生、11月7日(火)は保健理療科2年生が患者施術を始めました。実習当初は慣れないことが多く戸惑うこともあると思いますが、患者さんの話をよく聴いて施術に当たっていきましょう。
 3年生は、保健理療科・理療科とも校内臨床実習において、前期までに学習した診察や施術方法をさらに習熟できるように取り組んでいます。保健理療科3年生は、11月9日(木)に臨床レポート発表会においてその成果を報告しました。現在、秋の花粉症などの症状を抱えている生徒もいるかもしれませんが、健康に留意して引き続きよい施術者を目指して頑張りましょう。
文責:尾﨑

<寄宿舎>
 10月のことになりますが、後期の開始に向けて、2週間の大掃除週間がありました。自分が使っている居室や共有場所をみんなで協力して掃除しました。日常的に掃除は行っていますが、日頃できないベッドや机の下、棚の奥の方などに溜まった埃をきれいに掃除しています。寄宿舎がきれいになって、気分もスッキリして後期の生活をスタートすることができました。
 11月になり、秋らしい心地よい気候の日が増えてきました。秋の草花のアレンジメント体験をしたり、季節のお風呂でミカン湯やリンゴ湯を実施したり、近隣の公園や施設に散策に行ったりと、季節を感じることのできる活動が充実していました。年末に向けて生活に因んだ行事が続きます。これからも季節感を大切にしながら、充実した寄宿舎生活を送れるように工夫していきたいと考えています。
文責:宇山

<生活指導部> 『笑顔輝く六ツ星祭』
 11月3日(金)、令和5年度の六ツ星祭が盛大に開催されました。
 今年のテーマは、『みんなで切り拓こう!笑顔輝く六ツ星祭2023』です。
 前回令和3年度の六ツ星祭は、コロナ禍の中であったため、例年より縮小した規模であったことを踏まえ、今回の六ツ星祭ではさまざまな制約を切り拓いて、みんなが笑顔になる六ツ星祭にしたいという生徒たちの願いから付けられたテーマです。
 午前の舞台発表では、音楽や体育など各教科、各部活動、また有志団体による出し物など全11組が発表しました。午後の展示発表や模擬店では、普通科による美術や家庭科など各教科、各学年での展示、専攻科によるマッサージの模擬店など全11組の出し物が行われました。普通科・専攻科それぞれの生徒が、日々の学習や学校生活の成果を精一杯出しきることができました。
 生徒をはじめ、御来場者様や教職員のたくさんの笑顔が輝く、賑やかな六ツ星祭となりました。
文責:川渕
 
 
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