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昴 第7号 令和4年10月28日

「実りの秋」

 副校長 近藤 美紀

 秋は四季のなかで、最も美しく過ごしやすい季節と言われ、すべてのことについて意欲が掻き立てられる時期でもあります。皆さんは秋という言葉で、どのようなイメージをもちますか?食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋・・・。秋はさまざまに表現されています。
 

「スポーツの秋」

 先日10月21日(金)にはお隣の小石川運動場をお借りして、体育祭が行われ、まさに「スポーツの秋」を楽しむ一日となりました。全校挙げての体育祭は4年ぶりとなりました。「青春on your mark 2022!!」をスローガンに、生徒代表の体育祭実行委員会と体育祭総務会が連携して、体育祭を作りあげました。当日の競技は勿論のこと、日々の体育の授業での取り組みや応援団の練習、普通科においてはダンスの衣装づくりなど、日々の学習の成果の発表の場でもありました。保護者の皆様も朝早くからの応援やみんなでジャンプへの参加等、御協力くださりありがとうございました。
 コロナ禍ということもあり、制限されることもございましたが、青空のもとで、みんなと一致団結してがんばり、そして楽しめたことは素晴らしいことです。勝ち負けは大事なことでもありますが、何より大事なのは、生徒一人一人が精一杯がんばって競技や演技等に取組むこと、みんなで支え合い作り上げることができたことだと私は思います。仲間のがんばりを励まし称賛し合う様子や、大きな声を出して応援する姿にも感動を貰いました。本当にありがとうございました。

 

「読書の秋」

 第1回の読書週間が開催されたのは、戦後間もない1947年(昭和22年)。「読書の力によって、平和な文化国家をつくろう」という志のもと、始まりました。日本の読書週間の時期はアメリカで11月16日から1週間、子供に本を楽しんでもらう運動である「チルドレンズ・ブック・ウィーク」を参考にしたもので、11月3日の文化の日を含んだ2週間となりした。今年の第76回読書週間は、10月27日から11月9日です。
 素晴らしい本との出会いは一生の宝物です。泣いたり笑ったり、夢を与えてくれたり、知識を授けてくれたり・・・。秋の夜長、大好きな一冊の本との出会いを探してみませんか?
 
 「食欲の秋」「芸術の秋」まだまだ「〇〇の秋」はあります。みなさんにとっては、なんの秋でしょうか? どうぞ実りの秋をお楽しみください。

 

<普通科>   ~一泊二日:宿泊防災訓練~

 9月30日から翌10月1日にかけて、両科第二学年を対象とした、一泊二日宿泊防災訓練が行われました。主に避難生活を送る疑似体験としてのプログラムで、非常食を協力して作って食べたり、段ボール等を使って、プライベート空間を作る体験型の講演を受けたりしました。どの訓練に対しても、生徒は真剣な表情で取り組んでいた姿が印象的でした。個人的に特に興味深かった話は、被災者はその後6時間以内にトイレに行きたくなるという研究結果があることです。行きたくなっても、避難所にトイレがなかったら、あるいはあっても不衛生で使いたくなかったら……。人は排泄を我慢するようになり、それが体調不良にも繋がる、とのことです。なので段ボール等で、安心して排泄できる環境を自分で整えられる力があることはとても大切なのだと学びました。あってほしくはないですが、もし大地震等があった場合は、今回の経験を生かして、自助・共助を心掛けたいと考えました。  文責:森

 

<寄宿舎>   ~盛り上がりました!夏フェス2022~

 7月22日(金)にコロナ禍で中止していた夏の活動を3年ぶりに実施しました。「夏フェス2022」と題し、7組がそれぞれの特技を活かして発表を行いました。しっとりした韓国語の曲、心の叫びとなったクラシック曲、ドラムに合わせて手作りマラカスを鳴らしたりと会場全員で盛り上がりました。歌以外にもダンスを披露したり、肩に下げたギターを弾くと見せかけたタンバリン演奏をしたり、個性豊かな発表にたくさんの拍手が沸き上がりました。進行も生徒が努め、アドリブ入りの司会は夏フェスをさらに盛り立ててくれました。今回は初めて体育館で実施して、客席を広くとったり、舞台にパーテーションを設置したり、感染対策をとりながら寄宿舎生が一同に会して楽しいひと時を過ごすことができました。環境を整えることで久しぶりに「歌う活動」をすることができました。今後も舎生の要望を実現できるよう、寄宿舎生活においても工夫を続けていきたいと考えています。  文責:宇山

 

<保健給食部>   ~給食・寄宿舎食について~

 本校の給食・寄宿舎食共に、素材のよく見える手作り調理を心掛け、カレーのルゥやデザート類も手作りしています。国内生産品の使用に最大限努め、旬の食材を積極的に取り入れています。感染症対策として、食堂の座席を横・正面を避けた配置にしています。給食では、一部の生徒は教室で喫食し、生徒と教職員を入れ替え制にしています。寄宿舎では食堂への入室時間をずらし、食堂入り口が密にならないよう工夫しています。食育では食の経験値を上げることを目標とし、チャレンジ給食や世界の料理、日本各地の郷土料理、行事食、リクエスト献立を取り入れています。該当日には、栄養士から献立等の説明を行っています。今年も感染症対策のため、給食や寄宿舎食の感想を聞く機会も少ないですが、「ごちそうさまです。」、「おいしかったです。」とマスク越しに小声で話してくれる生徒さんの気持ちがとてもありがたいと感じています。これからも安全・安心でおいしい給食づくりを目指して、給食室一丸となって調理していきます。
 今後も給食・寄宿舎食への御理解・御協力をお願いいたします。  文責:栄養士 岡田

 

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