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校章の紹介

文京盲学校 校章
意匠 城田孝一郎氏
  1. 外郭紋様は旧校の伝統を包含し、都のマーク(旧)と関連させている。
  2. 五裂草模様は高山植物のグンナイフウロを型どり、清澄な美しさと、風雪に強く耐えて成長して行く至高感を表わしている。また、人間の手の崇高な象徴性と触感性を意味している。

グンナイフウロ(ふうろ草科の植物)


 北海道西部、本州の磐梯山から伊吹山の高地にはえる多年生草本。高さ50cmに達し、夏にうすあかむらさきの5弁の花を開く。郡内風露の郡内は山梨県の南東部の南都留郡、北都留郡の古名が由来といわれている。風露とは「涼しい風と露と」という意味である。
フウロソウ科 花弁は5枚で紫色の花

 
 

校章の由来


 

盲人技術学校時代

 
校章
盲人技術学校時代の校章
 西本願寺紋章「菊崩し」の一角を取り、六つ星とし、技をあしらったものである。
 校旗は紫地に金文字で「盲人技術学校」と横書きされ、中心には「校章」が入る。  
 
紋章

 
盲人技術学校時代の紋章
 本願寺(西本願寺)の紋「九条藤」の中に「技」をあしらったもの。昭和13年3月卒業の卒業生一同が寄贈した式幕には、この紋章が染め抜かれてあった。  
 

東京都立築地盲学校時代


 
都立築地盲学校時代の校章
 外郭紋様は「盲学校」をローマ字書きした時の頭文字の「M」の形を表し、中には柊(ひいらぎ)の葉2枚を抱かせた紋様を入れ、下に都立の2文字を入れた。  
 

東京都立文京盲学校時代

旧デザイン

 
都立文京盲学校の校章(旧デザイン)
 左は昭和28年から使用されていたもの、右は昭和34年から使用されていたもの。現校章は昭和42年から使用している。
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