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第2号 令和3年4月30日

学校便り 「昴(すばる)」
令和3年4月30日 第2号 通算第62号
東京都立文京盲学校 校長 木村利男

[設置学科]
普通科(高等学校に準ずる教育等)
専攻科(保健理療科・理療科)

「挨拶はコミュニケーションのはじまり」

副校長 近藤 美紀

 職員室で仕事をしていることが多い私は、毎朝、職員室に日計表の仕事で来る生徒達と挨拶を交わします。
 「失礼します。〇年〇組 〇〇です。日計表をお願いします。」と元気よく挨拶をしてくれる生徒がいます。「〇〇さん、おはようございます。」と言葉を掛けると、大きな声で返事を返してくれます。生徒の挨拶を聞くと、とても清々しい気持ちになれます。そして今日も一日がんばろうという気持ちにさせてくれています。
 たとえ小さな声しかでなくても、自分から言えるようになってきたり、きちんとお辞儀ができるようになってきたりなど、一人一人の段階に応じた挨拶ができるようになってきています。
 時にはポケットに手を入れたまま、「○○先生いますか?」という生徒もいます。そのような時は、やり直しをしてもらっています。もし自分が、ポケットに手を入れたままの人に話し掛けられたら、どんな思いをしますか?どのような印象をもちますか?自分が嫌な思いをすることは、相手も嫌な思いをしています。挨拶でその人の印象も決まります。どのようなことでも、一朝一夕にはいきません。ある日突然できるようにはなりません。どのようなことも毎日の積み重ねが大切です。実習先で、あるいは卒業後の生活で困ることがないように、日頃から取組みましょう。
 「おはようございます。」「いただきます。」「ごちそうさま。」「行ってきます。」「こんにちは。」「こんばんは。」「さようなら。」「ただいま。」「おやすみなさい。」等々・・・。
 人は、朝目覚めてから夜寝るまで、一日の中でたくさんの挨拶を交わします。それらの挨拶で、「今日も元気そうだな」「あれ?疲れているのかな?」「何か悩み事でもあるのかな?」「機嫌が悪いみたい」等々といった、その人の印象が決まります。
 挨拶は、コミュニケーションのはじまりです。気持ちの良い挨拶を心掛けてみませんか?

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