社会福祉法人ウエルガーデン
特別養護老人ホームウエルガーデン伊興園
機能訓練指導員
江頭訓さん 平成10年度理療科卒
鈴木佑樹さん 平成23年度理療科卒
東武スカイツリーライン竹ノ塚駅から徒歩15分程の住宅街の中に立地した施設で、平成13年に開設された。1階のフロアに機能訓練室が設置され、歩行練習を中心とした機能訓練が行われている。フロアに入ると利用者様が笑顔で楽しそうに過ごしている様子がうかがえた。機能訓練指導員が現在7名在籍しており、特にリハビリを重点に置いた老人ホームであることがわかる。
『就業に至った経緯』
<江頭さん>
伊興園の運営がスタートした時のオープニングスタッフとして参加しました。高齢者施設での就労経験はなかったのですが、老人ホームに努めている友人がいて、やりがいがあると言われ全く何も分からないまま飛び込みました。
<鈴木さん>
介護老人保健施設で3年間、相談員として就労した経験があり、社会福祉士の資格も取得していたので、文京盲学校に入学した当初から高齢者施設で働くことを決めていて卒業と同時に伊興園に就職しました。
『この仕事の一番のやりがい』
<江頭さん>
利用者様やご家族から感謝のお気持ちをいただいた時に鳥肌が立つというか、やっていて良かったと感じます。利用者様やご家族からの要望に応えていくことは大変なことですが、それをクリアできたときにすごくやりがいを感じます。その繰り返しです。
<鈴木さん>
相談員時代は直接利用者様と関わる時間が少なくて、一対一で利用者様と関わっている機能訓練指導員の先生方のことを見ていてすごくいいなぁとずっと思っていました。今、ようやく自分が機能訓練指導員として利用者様と接することができて、ゆっくり話をしながらコミュニケーションが取れること事が自分にとってのやりがいになっています。
『この仕事の醍醐味』
<江頭さん>
私は仲間同士が助け合っている姿を見たときに、良いチームだな、このチームに居られて良かったなというのは思います。それと、利用者様と世間話をしている時がとても楽しいです。人生の大先輩の役に少しでも立てているのかなと思うとやりがいを感じます。
<鈴木さん>
自分の機能訓練指導の技術が少しずつ高くなってきて、難しい歩行訓練を行う利用者様に対して安全な訓練を行えたときにやっていて良かったなと感じます。自分の技術が向上していくことが、楽しさや、やりがいになっています。
『今後の展望』
<江頭さん>
機能訓練の専門性をさらに高めて、より生活に密着した機能訓練を提供していきたいです。
<鈴木さん>
私は今できないことを無くすことです。理想は先輩である江頭先生のようになりたいと思っています。ぬすめるところは全部ぬすんで自分の力にしていきたいです。