東京都立文京盲学校のWebサイト(ホームページ)にアクセスしていただき、ありがとうございます。
本校は、本年度、創立117周年を迎える、都立特別支援学校の中で最も長い歴史と伝統を誇る学校です。「見えない」「見えにくい」といった視覚障害のある生徒を対象とする高等部単独の盲学校です。「普通科」には高等学校に準ずる教育課程と知的障害を併せ有する生徒の教育課程、「専攻科」には国家資格取得を目指す職業教育課程として「保健理療科」、「理療科」を設置しております。また、通学が困難である生徒を対象とする「寄宿舎」あります。
明治41年(1908年)に私立「盲人技術学校」として設立され、昭和23年(1948年)の東京都への移管(東京都立築地盲学校)を経て、昭和26年(1951年)に現在地(文京区後楽)への一部移転を機に「東京都立文京盲学校」と改称し、現在に至ります。
このような歴史と伝統を大切にするとともに、常に進取の精神をもって、視覚に障害がある生徒が卒業後に社会で生き生きと活躍できるよう指導を行ってまいります。
本校はさらに、在籍する生徒への指導に限らず、視覚障害教育のセンター校として、地域の方々への支援も行っております。学習、進学や就職などで悩んだり迷ったりされたときには、どうぞ御気軽に本校へ御相談ください。
本年度も、教職員一同が一丸となり、自立と社会参加、共生社会の実現に向けて、教育活動を推進してまいります。
保護者の皆様方をはじめ、地域の皆様方、関係機関の皆様方には、ますますの御理解と御協力、そして御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和7年4月1日
東京都立文京盲学校長
安田 咲登子